中間発表会♪

本日演劇部は中間発表会でした。


時間が押していたので、今日は3組の発表でした。

トップバッターは星組の『綾の鼓』

上下に空間をきちんと設定しての、比較的完成度の高いパフォーマンス。
構成もしっかりしていて、まずは下手で岩吉を馬鹿にする面々を二人で演じます。

鼓を投げるその動きと同時に若林が上手に移動。
そのまま岩吉に変わります。

『綾の鼓』という作品の面白さを
馬鹿にする人間、される人間という枠で切り取って来た作品でした。

三島戯曲の中でも難しい題材で、大変だったと思いますが、
きちんと身体で多数の役を演じ分けていてなかなか好評でした。

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騙されたことを知った岩吉の絶望の表情。
わかしは強靭さとしなやかさを使い分ける演技に少しずつ磨きがかかってきました。

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作品を知っている人間なら台詞まで浮かびそうなこのヒトコマ。
ショバシ君は初舞台?なのにずいぶんと重心が定まっていて皆を驚かせていました。
某H先輩と同様に「目力」と雰囲気があるので、この先の成長がかなり期待されます。




続いて、月組の 『王女メデイア』。

こっこは途中で台詞が飛びながらも、緊張をきらさなくなったところがまず前進です。
メデイアの「炎」のような性質が身体のなかから見えてくるには及ばないけれど、身体そのものはずいぶん大きく見えるようになりました。イアソンの台詞を背中で聞いているときの演技はなかなか見物でしたよ。あとは、素にもどる瞬間をなくしましょう(笑)。

ちゅうたは、長台詞を喋るのがいつの間にか上達していて驚きました。
もとからの声量と長身でイアソンの迫力が備わっていましたね。あとは、台詞を身体から押し出す時のモーターとなる感情が、どういうものなのかをもう少し自分なりに詰めてみると、言葉に中身が伴って来て俄然重みが出るでしょう。第一コーナー、クリアです。

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メデイアのこの微笑はっ…。(笑)



最後は、宙組の『人形の家』

ダイジェストにした分、展開が急で話がわかりにくかったという声もありましたが、
この作品の面白さがどういうところにあるのか、自分たちなりに考えての見せ方には、納得のいく部分もありました。

小さくてかわいらしいしおりんはノーラのキャラクターに合っています。
本人曰く「50パーセントかぶる」らしい。
世間知らずの奥様、という役どころに、どのくらい想像力を羽ばたかせることができるのか、が勝負ですね。その人が「事件」をきっかけにどういう変化を経て、最後の行動に至るのか。

10分やそこらで表現するのは、正直言うと難しいです。「抽出」という作業が必要になるので、今度はワンシーンだけやってみるのもいいかもしれませんね。

初舞台のちゃちゃですが、吹奏楽部で鍛えた呼吸で台詞にまったく難がないのが見事でした。「近代戯曲」が題材だったのもラッキーだったのかもしれません。クロクスタとヘルメルの演じ分けも、初心者とは思えないほど滑らかでしたね。まだ舞台の立ち方や観客の意識など、基本的なところは改善点が多いものの、ポテンシャルの高さで多くの先輩をびびらせていました。

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 天真爛漫ノーラとクロクスタ(トイレ我慢中?)



以上、撮影はかもめ先輩でした。ありがとさん♪
がき先輩もいろいろアドバイスありがとう。

来週は、雪組『絵の無い絵本』と花組『十二夜』です。
男優にまけじと、はばたけ女優陣!!
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by uronna | 2011-06-10 00:14 | 舞台のおはなし

復活。


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