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中間発表♪続編〜星組×花組の巻〜

今日の演劇部は、花組、雪組の発表でした。

一週間余裕があったせいか、完成度が高かったですね。
見に来ていたOG、OBもびっくりの出来でした。
(不覚にも写真を撮り忘れましたが、さすがの?美女ぞろいですよw)

最初は雪組の『絵のない絵本』から。

月を演じるまなふぃの身体、少女から不幸な花嫁へと移り変わってゆく、くららの身体。どちらも以前とは比べ物にならないほどしっかりしています。軸がふらふらしなくなったのと、芯ができたのが大きいですね。次に声ですが、まなふぃのは声量だけではなく、すこしずつ「色」をつかいわけられるようになってきたかな、という印象。くららは、声が出るようになりましたぞ。前進!

それに、構成が上手だったね。
ふたりが気に入ったふたつの話を選んで、うまくひとつのパフォーマンスにまとめていました。
ファンタジー性のあるお話に、自分たちの演技をあわせていくテクニックを、少しずつ獲得しています。雪のように清純な感じものこしつつ、どことなく「色っぽい」のはさすが演劇部きってのお色気担当!?の成せるワザかな?(笑)


続いて、花組による『十二夜』。

シェイクスピア喜劇は二度目のまりんと、新人のみゃーの組み合わせ。
「古典は苦手」と泣き出しそうだった(?)みゃーも、舞台に立つと堂々として別人です。
選んだシーンも良かったですね。
ヴァイオラがオーシーノーのメッセンジャーとしてオリヴィアにお目通りする場面、片やマルヴォーリオとヴァイオラの二役、片やマルヴォーリオとオリヴィアの二役、という斬新なキャスティングでしっかり見せてくれました。マルヴォーリオが同一人物に見えれば完璧でしたが、そこは改善できそうですね。
最後にヴァイオラの独白で終わるようにしたのも、作品の面白さを観客に伝える上ではとても効果があり、みんな、続きが見たくなったのではないでしょうか。


宙組の『人形の家』再演もありました。
話がわかりやすくなった分、演技に不備がでてしまったのが残念でしたね。
しかし、息は前よりも合っていて、見やすかったです。

茶々による、クロクスタとヘルメルになりきっての前説はみんなから喝采を浴びました。
うーん、末恐ろしい逸材かな!?ノーラもやれればよかったね^^

そのノーラ先輩から、他の二組への感想が届きました。
とても良く見ていて、後輩思いの文章なので掲載しておきますね。


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まりん×みゃー 十二夜
ドアの開け閉めや礼の仕方など、1つ1つの動きが大きくてわかりやすかったです。
まりんは声の出し方が上手くなってたし、みゃーも表現の仕方等上手くなっていた気がしました。
2人とも休み時間に集まるなど、時間を有効に使って練習していたので、その成果は出ていたと思います。まりんもみゃーも確実に演技の幅は広がってきていたと思いました。

クララ×まなフィー 絵のない絵本
絵のない絵本は、表現するのが難しい作品だと個人的に思っていて、そう思ってる状態で見たので、こんなに表現出来るんだ!って、すごく感動しました。
クララの声の使い方が上手くなっていたのと、キャラを変える時も工夫されていて、演技の幅も広がっていたと思います。
まなフィーも声の出し方やキャラクター設定、構成が上手くなっていて、スターチュのまま声を出すのは大変なのに、フォーカスも定まっていて、すごく上達していて、かっこよかったです。

2組とも演技1つ1つがハッキリしていて分かりやすく、上手くもなっていて、演技の幅も広がっていて、凄いと思いました。
どちらも見ていてすごく楽しかったです。

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他人の演技をみることって勉強になりますねー。
どんどん、機会をみつけていいお芝居を観に行きましょ!
by uronna | 2011-06-16 00:33 | 舞台のおはなし

復活。


by kawasaki Alice