エッセイ教室 その5


大晦日に届いた作品のラストです。

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僕は数々の先生たちに支えられてきました。
みんな、この人のことを書こうみたいなのがあるのだろうけど、僕は本当に色んな先生に助けられ、正されてきたので自分を変えたのはこの人って言うのはないと思います。
でもじゃあ誰のことを書こうと考えたとき、
一番長く一緒にいた先生の事を書こうと思いました
その先生は中学時代の音楽の教師、そして僕が所属してた吹奏楽の顧問でした
その人は本当に子供のような人でした、生徒が憎まれ口を叩くと憎まれ口で返したり、生徒とくだらないことで盛り上がったり。
最初はなんだかこの人が生徒であることが信じられないぐらいでした。
部活を通して一緒に居る時間も多かったのですが、話せば話すほど子供みたいだなぁと思いました。僕や他の男子生徒一緒に騒いだりして女子生徒にうるさいと怒られたりもしました
でもある日不思議に思いました。
その先生からは無責任さが全然感じられなかったのです
子供っぽい人柄の裏に、部活の事をきちんと考えて動いたり、問題が起きたときに解決に導いてくれたり。
それまでの自分の中の子供、そして大人が覆されるようでした
なんでこの人はこんなことが出来るのだろうととても不思議で、いつしかその先生を好きになっている僕が居ました。
そうやって過ごしていたので音楽に関してもその人の影響を凄く受けています
その人の音楽は凄く綺麗で優しい世界でした。
その世界に近付きたいと思えました
たしかにジャンルは違うかもしれないけど、それを僕の音楽の世界に共存させられるのでは無いのだろうかと。
そして中学を卒業した今でもその人との関係は続いていて
来年からその人が立ち上げた吹奏楽団に入ります
もうその人は僕の先生ではないのだけれども、これからもたくさん学んでいこうとおもいます。
以上が僕の一番一緒にいた、いや一緒にいる先生の話です。


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たくさんの先生に支えられて
いまのあなたがあるんですね。

そのことを冒頭でわざわざ書くことで、
あなたが、「先生」という存在をとても偉大だと思っている
あるいは、感謝している、ということが伝わってきます。

そのなかでも特に現在進行形でお世話になっている先生のことを
今回は書いてくれました。

「その人の音楽は凄く綺麗で優しい世界でした」
という一文は、あとが気になる文章です。
「どう綺麗で」「どんな風に優しく」「世界」を作っていたのか。
あなたの目から見た見解でかまわないので、その人の音楽に
触れたエピソードがもっと描かれると、あなたのその人への
共感がもっとよく伝わってきます。

音楽にはいろいろジャンルがありますが、
大切なことはひとつですね。
あこがれの人の音楽に近づくことで、
あなたが、自分自身の音楽をみつけていけることを期待しています。


おつかれさま!
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by uronna | 2012-01-06 16:06 | 稽古場日記

復活。


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