「八月の鯨」by みぃや


「八月の鯨」

物語の舞台がアメリカの海沿いの田舎だったのもあり、作品全体に緩やかな時間が流れていたのが印象的です。時代背景は、会話ににまじえる事で、無理なく耳に入ってきました。
ストーリーは、やはりターゲットの客層を絞った感じがして、今の私には分からない部分も多々ありました。人生経験の豊富な年代の人たちからすると、自分の経験とも合わせて楽しめるのかもしれません。笑いのツボも全く違っていたのにすごく驚きました。
出演者の皆さんは、それぞれ個性的で聞き取りやすい声をしていて、心地が良かったです。また、物語が進むごとにそれぞれの役が少しずつ少しずつ魅力的に見えて来るのが、不思議な感覚でした。
舞台装置は、家をそのまま輪切りにした形で、みてて面白かったです。家事をしながら喋るシーンが沢山あったのですが、舞台装置や小道具に演技を縛られる事がなく、本当に自分の家であるかのように動いて喋っていました。舞台装置や小道具を沢山使う演技では、空き時間にも舞台装置に触れたりする必要があると思いました。
また、今回は観に行けるのが私とけんだけだったので、みんなに伝えなければいけないという思いから、いつもよりアンテナを張り巡らせて観ることができました。ただ自分が楽しむことのためだけではなく、評論の目を持つことで、別の楽しみ方があると気づけました。これから普通に自分の好きな演劇やドラマを観るときも、その意識を大切にしたいです。
今回は、テーマも客層も自分が普段見ない種類の演目でした。自分に響いたことも響かなかったことも、しっかり整理して、これからに活かしたいと思います。

みぃや
(新3年生)
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by uronna | 2014-05-12 11:01 | 劇評、書評、映画評

復活。


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