演出日記

a0015614_12058.jpg5月2日 GW集中稽古2日目

どうも、作・演出のAshleycatです。
他のメンバーが全員登場してから、こっそり何か書かせてもらおうかと思っていたのですが、ある方面から「まず正体をあらわせ」との反響(?)を頂いたのでここらでちょこっと露出します。

世間はGWだけど、プレハブでは今日も役者たちの元気な声が響いている。GWが終わってしまえば実は公演までは2週間。遊んでいる暇はあんまりない。
演出家といえば、普通は稽古がかなり進んだところで「できてるかー」とか言って出て来て、「そうじゃない」とか「りありていがねえ」とか言ってれば良いという認識がまかり通っているが(少なくとも私が過去に経験した劇団はそうだった。笑)、うちでいう演出家はそんなにエラクない。始めから稽古につきっきりで、役者一人一人の「持ち味」と「潜在能力」をどうやって引き出すか、日々アタマを悩ませている。
今回は、経験豊富とは言えないが個性の光る俳優/女優に恵まれて、稽古場の雰囲気も良い。それでも、たまにどうしようもなく稽古場の空気が重いことがある。何が原因ということもないのだが、濃い人間同士が集まっているとそれぞれのオーラが化学反応を起こして沈澱してくるのかもしれない。
そんなとき、役者同様経験豊富とは言えない演出家の私は、劇的な作用を持つ中和剤を持っているわけでもないので、なんとなく自分の存在だけ抽出して外においてみる。完全に観察者の立場になってみると役者同士の化学反応の面白さがよく見えてくる。「彼女のこの部分と、彼のこの要素が混ざるとこんな色になるのか」という様に新たな発見がある。自分自身は姿も変えず、他の物質の姿を変えてしまう触媒の様な存在であるのが本来は理想なのだけど。
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by uronna | 2004-05-03 01:22 | 稽古場日記

復活。


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