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ユニット レベル4 旗揚げ!

12月21日
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浅草、アサヒアートスクエアにて、わがプロジェクト出身の新進芸術家たちによるユニット・レベル4の旗揚げ公演。われらが市村助教授の、「入魂のプロジェクト」である。
なにしろ、普段はなかなか見られないスーツ姿。前説まで自分でやるというはりきりぶり。私は、卒論で忙しくてまったく関われなかったのだが、一応レベル4メンバーなので、裏方に入る。

会場の詳細な位置がわからなくて、市村さんに電話をしたときの会話。
市「もしもし」
Ash「あ、すみませんー。今アサヒについたんですけど、場所がよくわからないんですけどー」
市「※う○こビルの4Fだよ。」
Ash「いや、それはわかるんですが」
市「だから、屋上にう○こののってるビルの4F」
Ash「いや、そこに来てるんですけど・・・」
市「う○こだよ、金色のう○こ、※(リピート)」

ちなみに、アートスクエアはう○この乗ってるビルの「となりの」建物の4Fでした。

中は、結構面白い空間!ひと目で微妙なふくらみをもった曲線の壁と、色使い。かなり創造意欲をかきたてられるような・・・!

裏入ってみると、スタッフは知り合いの舞監さん、ちょっと知っている照明さん、どうやら知り合いの知り合いらしい翻訳家、とこの世界の狭さをまた思い知る。そんなこんなでまたもや場内整理に精出してきました。(すこしはじぶんで演出しろ^^;)
市村さんは、このユニットを本格的にダンス・演劇界で「売り出し中」にしようと画策しているようである。プロデューサーがこれだけ大物だと、構成員としてはつい甘えがちになってしまいそうな気もするが、近い将来自分の作品もきちんとここで発表できたら素敵だな、と思う。

「BOMBSONG」(ドラマリーディング)と、「バーゲン」(ダンス)
前者は、法政の建築科の子達が空間デザインを手伝ってくれたらしく、かなりの大所帯になっていて驚いた。以前アートパスで制作過程を見たときよりは、もちろんよくなっていたのだけれど、大勢でひとつの作品をつくろうという創作方法自体に無理があると感じざるを得なかった。つまり、「演出家」というのは絶対に必要な存在なのだということを妙なところで再認識する結果となったのだ。古橋亡き後のダムタイプの例をひくまでもなく、どんなに洗練された集団でも、責任を負う覚悟のある人間がいるかいないか、そこに創作物の善し悪しはかかってくるのではないだろうか。
音楽が全体の雰囲気作りになかり、力を発揮していた。

後者はイデビアンの井出さんが振り付けということもあり、かなりコミカルで笑える作品に仕上がっていた。まあ、ダンスと演劇というのは、創作の手法も異なるし、一概にこれがよい、悪い、といえないところがある。ダンスは私は単純明快なほうが気持ちがいいと思うほうなので、井出さんの振り付けはとても好きなのだ。こちらは、かなり評判もよく、観客の反応もよかった。

終了後はバラシをして、搬入のため西巣鴨へ移動して、それから打ち上げ。
市村さんは、かなりご満悦でしたが、レベル4の行く末は次回、その次の継続的な公演の成功にかかっているだろう、みなさん、がんばらなければね。^^

ユニット レベル4 旗揚げ!_a0015614_0244068.jpg

この写真は、アートスクエアのトイレ。
全フロア違うデザインで、かなり怪しい。滝が流れてたりとか。(笑)しかもあの鏡、どうやっても自分が映らないんだよね…。

ash_yamaneco
by uronna | 2005-12-21 00:24 | 学校生活

復活。


by kawasaki Alice