「阿部一徳 異形の愛」
2007年 06月 01日
川崎南高校応援企画、とあったので、つい川崎南高校についてしまった。
その時点で開演10分前を切っていた。
走る、走る、もう、走るしかない。。。
エスパの駐車場のなかを抜け、住宅街を抜け…
川崎ファクトリーに着いたときには開演時間だったけれど、ファクトリー前で演者ご本人が苦笑して迎えてくれました…^^;スミマセン
『異形の愛』はヤバ面白い作品。
サーカスの団長と空中ブランコ乗りを挫折した妻は、
あらゆる薬物・放射線を使い次々と異形の子供たちを生み出す。
「自分自身であるということだけで金を稼げる素晴らしさ」
「私たちはみんなパパのかわいいバラだった」
阿部さんの声は七変化する。
一時間半もの間はなし続けるというのに、そのふくよかさはどうだろう。
たとえばあまりに音楽的な響きに心奪われて、一瞬話手が誰かを見失ったとしても、阿部さんの声をしっかり聞けばきちんと戻ってこられる。登場人物の数だけ見事に声がかわっているから。
今回は「地獄変」のように感情移入することはなかった。
けれど話の面白さに魅せられた。
今、「発声」というところから躓いている高校の演劇部の子達にも、是非この声を聞かせてあげたかった。
その時点で開演10分前を切っていた。
走る、走る、もう、走るしかない。。。
エスパの駐車場のなかを抜け、住宅街を抜け…
川崎ファクトリーに着いたときには開演時間だったけれど、ファクトリー前で演者ご本人が苦笑して迎えてくれました…^^;スミマセン
『異形の愛』はヤバ面白い作品。
サーカスの団長と空中ブランコ乗りを挫折した妻は、
あらゆる薬物・放射線を使い次々と異形の子供たちを生み出す。
「自分自身であるということだけで金を稼げる素晴らしさ」
「私たちはみんなパパのかわいいバラだった」
阿部さんの声は七変化する。
一時間半もの間はなし続けるというのに、そのふくよかさはどうだろう。
たとえばあまりに音楽的な響きに心奪われて、一瞬話手が誰かを見失ったとしても、阿部さんの声をしっかり聞けばきちんと戻ってこられる。登場人物の数だけ見事に声がかわっているから。
今回は「地獄変」のように感情移入することはなかった。
けれど話の面白さに魅せられた。
今、「発声」というところから躓いている高校の演劇部の子達にも、是非この声を聞かせてあげたかった。
by uronna
| 2007-06-01 23:42
| 舞台のおはなし