七月大歌舞伎『夜叉ヶ池』『高野聖』
2008年 07月 13日
演目的には絶対に観に行こうと思っていたのですが、まさか桟敷が取れるとは。ラッキーです♪
夜叉ヶ池の布陣は以下の通り。
百合…春猿
晃…段治郎
学円…右近
白雪姫…笑三郎
春猿さんって美しいですね。
若いときの玉三郎さんみたい。
白雪姫の笑三郎さんもきれいだったけれど、
春猿さんの二役で観たかった気もします。
高野聖は、女を玉三郎が、宋朝を海老蔵が演じる。
しかし、こうやって二つ連続で観ると
やはり夜叉よりも高野聖の方が数倍印象に残っているから不思議なものだ。
話はどちらともけっこう地味なのに。
高野聖があんなに面白くなるのは何故なんだろうな。
玉三郎に海老蔵というベストキャストのおかげなんだろうか?
海老蔵の「舞台の神様」に恵まれて生まれてきたような役者ぶりはなんなんだろう。
控えめな宋朝がこんなに似合うのに、おそらく昼の演目『義経千本桜』ではこれ以上なくダイナミックな狐忠信になって宙を舞っていたんだろうなぁ。
来月はいよいよ野田の登場だけど…チケットはとれてません。。。
唯一の休みに並ぶの嫌だなあ…(T-T)でも観たいな。。。