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ソラソバ学習帳

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説得行脚はいばらの道

7月12日(火)

今日は、友人の紹介で男優とあっていた。
Blastedは、男2人、女1人の三人芝居なのだが、そのうちのキーになる登場人物「兵士」の役が決まっていない。でも、かなり重要な役どころなのでもちろん誰でも良いわけではない。今日会う人は、はたして候補者になるだろうか?

一目見て、友人が戯曲からイメージする「兵士」に彼を推してきた理由が解った。
なるほどね。
だが、今回は実は「兵士だからマッチョな人」みたいな探し方はしていないのだ。今回は、というより私はいつもそうなのだが、言葉面から簡単にイメージできるような役者をあてることは意識的に避けてきている。魂の部分が重なる人、というのは簡単だが、見分けるのはそう簡単ではないのだけど。

むこうがそうだと信じたら、あとは情熱的にくどく。口説く。
もともと恋愛でもそんなに情熱的に口説いたり口説かれりすることが好きではないのでだが、舞台のこととなると話は別。スタッフもこれだと思う人がいれば、東へ西へ会いに行ってます。ああ、体が三つくらい欲しいよぉ。
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by uronna | 2005-07-12 16:49 | 舞台のおはなし

舞台美術

7月10日(日)

役者が一人足りず、稽古に入れぬまま、7月も2週目に入ってしまった。
今日は、美術家さんとのMTG。
私の高校時代の友人で、高校でのミュージカルでも舞台美術を担当してくれた人に相談している。もしも実現したら、10年ぶりのコラボレーションということになるのかしらん。うまく話がまとまるといいのだけれど。

彼女が紹介してくれた人たちは二人組のユニットで、六本木にオフィスを構えていた。
サラの戯曲にはとても興味を持ってくれたのだけど、いかんせん制作時間が短すぎ。映像をかならずいちから作り上げていくというスタンスで活動している彼等とは、今回のコラボは無理だろうな、と直感で思った。
それでも、とても面白い人たちで、ここで出会えたことに感謝をしている。
いつも思うのだけど、舞台制作に入ると、いままで停滞していた自分の周りの人間密度が濃くなってくるような気がしている。舞台を作りはじめると、とたんに周囲は「濃い」人間たちで溢れるようになるのだ。これは不思議なもので、いつも同じ人たちとやっている(つまり、劇団を持っている、ということ)人は、こんな風に感じることってあるのだろうか?
私は今回、日数のない制作で劇団を持っていないことを託っていたが、こんなことはひょっとしたらアドバンテージなのかもしれない、なんてちょっと思ってみた。
ま、人手不足なことにはかわりがないのだけど。。。
照明、舞台監督、募集しております!
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by uronna | 2005-07-10 16:38 | 舞台のおはなし

博多湾岸台風小僧

7月9日(土)

下北沢 スズナリにて。
桟敷童子の「台風小僧」初日を見る。

この劇団には知っている人がたくさんいるのだが、「何か面白い小劇場の芝居ない?」って誰かに聞かれた時に、自信を持ってすすめられる数少ない貴重な劇団。
何が面白いかって、「生きろ」とか「人間臭さ」を古典的な手法でこれでもかとつきつけてきた挙げ句に、大掛かりな美術によって一気に昇華させてしまう見事なやりくち。この演劇的カタルシスを忘れられず、リピーターになる者多数。

で、今回もまた良かったです。
なにより、ここがテントや廃校、廃劇場ではなく「スズナリ」だって事実に脱帽。
ここでもやっちゃうのね〜!みたいな感動がありました。
相変わらず主役の重大さんは、「役者」でした。冴えないように見えるのも演技。このタイプの役者さんあんまりいないから、貴重です。

席はせまいけど、あっという間に終わってしまうので(時間を忘れさせられるという意味で)おすすめしまっせ。
桟敷童子のHPはここね
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by uronna | 2005-07-09 16:27 | 劇評、書評、映画評

キレイ

7月6日(水)
松尾スズキ作・演出「キレイ」観劇。
シアターコクーンにて。

学科の後輩がなんと100倍?くらいのオーディションを勝ち抜いて出演している。そんなわけで初日観劇です。楽しみにしてました。

これ、戯曲を読んだことはあるんだけど、私は松尾作品ってあんまり戯曲を読んでも楽しめないと思っていて、やっぱり舞台に乗ってこそ面白みがわかるものだと考える。
なんで、ミュージカルなんだよ。
とつっこんでしまいたくなる内容だが、まあコロスのダンサーはそれでこそ生きていたと思うので良しとしよう。

役者陣が豪華。
蘭々ちゃんは、けっこう歌もうまいし、はまり役なんじゃないかね。
奥菜恵を見ていた人が、何と言うかはよくわからないけど。

なんか、友人の出ている大劇場での舞台は友人ばかり見てしまう。
小劇場だとあまりこういうことはないんだけどな。
ま、彼女の演技が良かったので釘付けだった、ということにしておこう。
クドカンは、やっぱ舞台の上がいいな。
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by uronna | 2005-07-06 16:19 | 劇評、書評、映画評

ドラマトゥルグ

7月5日(火)
プロジェクトで、ドラマトゥルグの長島さんに会う。

今度やる「Blasted」は、自分で翻訳したのだが、それについて見てもらって指摘してもらった。語尾に色がつき過ぎる、というのが最大の指摘だった。

もともと、翻訳=演出だなあ、と思っていたのだが、今回のように自分で演出する場合は、もとの作品も自分が原語で読んでいるので、それほど問題にはならないけれど、翻訳者がなかなか稽古場に入れないような場合もあるので(というか、ほとんどなので)基本的になるべくフラットに訳す、と長島さんはいう。

例えば、女の子の台詞を「わからないわ」と訳すと、その台詞にあったキャスティングをしようという働きが生まれてしまう。それは戯曲の解釈におおきな影響を与えてしまう。

しかしながら、少しくらい色をつけるのが、「翻訳者」の仕事なのではないか、と私は思った。もちろん、日本で数少ない「公認?」ドラマトゥルグの長島さんに反論するようなことはしないのだが。それか、翻訳者とドラマトゥルグの違いはそこなのかもしれない。ドラマトゥルグは、翻訳だけするわけではなく、その戯曲に色を付ける作業を現場に入って一緒にやる。演出家とその戯曲について何時間でも角突き合わせて話し、検討する。稽古を見て、原作との兼ね合いを検証する。まだそれほど日本ではメジャーになっていない仕事だが、是非、定着していくべきだと思う。

ま、今回は私が訳して私が演出するので、稽古場でテキストレジが適当にできてしまうのが、ちょっと楽なところかもしれない。
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by uronna | 2005-07-05 16:01 | 舞台のおはなし

旧奏楽堂でフィビヒに浸る

7月1日(金)

うちの学科の、音響プロジェクトの企画による、クラシックコンサートが開催された。
親しい子たちもピアノを弾いたり、企画に加わったりしているので、足を運んだ。

旧奏楽堂、なかなか面白い空間。
三島の戯曲くらいなら、ここでやったら面白いんじゃないか?と思う。
ただ音響の面ではあまり良くないらしい。たまたま入り口でN先生と一緒になり、作曲家としての視点からいろいろ批評を聞けるかと思ったら、聞けたのは私の居眠りに関する批評?だった。

以下演奏の合間の会話。
N先生「つかれてるね」
Ash「あ、わかります?」
N先生「ねてた」
Ash「(ぎく)…ばれました?」
N先生「イビキかいてたよ」
Ash「(嘘つけ)…」
N先生「寝返りうってたよ」
Ash「あのね…」

ま、くだらないことはさておき、なかなかすてきなコンサートでした。
寝てしまったのは、本当に私が疲れ過ぎていただけで、心地良い調べに酔えるなかなかの内容と構成だったのではと思います。
メロドラマ(朗読+ピアノ演奏)の試みは、これからも続けてほしいかな、可能性がたくさんあると思う。このテキストを書くという仕事をもらっているので、落ち着いたらしっかり取り組みたいところです。
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by uronna | 2005-07-01 23:51 | 学校生活

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