ソラソバ学習帳

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長雨せしまに

4月のそれと同様に、9月の長雨は気の滅入るものだ。
美女小町をして身の衰えを憂わせしむその非情さは古えより変らないものだろう。
九十九折の天城道で杉の密林を染めながら旅人を襲う雨脚とは随分と趣が異なろうけれども。

ビバルディをアンビエント・ミュージックに選んで静かに仕事をする分には差し支えないはずなのに、現実ごとをしていても心の遊離を免れないこの憂さの正体はついぞ掴めない。

こんな日はそいつこそが、唯一の友かも知れぬ。
自らの憂鬱を愛することが出来ればそれはひとつの成熟と言えなくもない。

その友と語らう方法をこそ、人間は一生かけて追い求めているのかもしれない。
仮定に過ぎないけれど。


最近、いくつかの約束をした。
カンタンなものもあれば、難しいものもある。
どれも大切だ。どれも果たしたい。
がんばれ私。



『そぞろ神』が騒ぎ出す。
この冷たい雨のさなかになぜ?


明日は西に行くかもしれない。すべては天候まかせだけれども…。
贅沢をいえば、仕事は旅の空でしたいのである。

(Ash)
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by uronna | 2010-09-28 18:47 | その他のおしゃべり

「夏の夜の夢」終わりました!BYまりな

こんばんは、まりなです。

9月18日19日は演劇部の文化祭公演でした!演目はシェイクスピアの「夏の夜の夢」。夏の終わりにぴったりの喜劇でした。

文化祭公演は1年生にとっては新人公演に続いて2回目の公演です。新人公演の時はまだ右も左も分からないという感じだった1年生が、少しずつ成長してきて、変わってきているのを見て嬉しく思いました。人によって多少の差はあれど、みんな4月よりは確実に技術もモチベーションも上がってきているなと思います。後輩たちには、部活を通して演劇の楽しさをもっと教えてあげたいなと思いました。

今回は個人的には何よりも舞台を楽しむということを一番の目標にしました。台詞とか技術とか役作りとか、考えだすと悩みはつきないですが、そういうものを考えすぎてカチコチの演技になってしまったら、今回の作品はつまらないかなと思ったからです。本番中に気がつくと色々なことを頭で考えていて、何度も「頭で考えずに感じるんだ」と自分に言い聞かせました。
まだまだ個人的な課題はありますが、目標だった「楽しむ」ことはちゃんとできたと思います。

二日間の公演でしたが、たくさんの方々のおかげで無事に終えることができました。照明や音響や衣装を手伝ってくれる仲間も増え、色々な方が演劇部に力を貸して下さって本当に嬉しいです。また今回もたくさんの方が見に来て下さいました。やはり演劇は見に来て下さる方がいて完成するなと改めて思いました。

a0015614_1195814.jpgまた、今回の公演では見てほしい人や伝えたいことがたくさんありました。言葉では表現しきれないから、舞台に立って演技に思いを託したのですが、きっと伝わったんじゃないかなと思ってます。見てほしい方が見てくれて、私達が発信したものを受信してくれる。すごく嬉しいことだなと思いました。

たくさんの方々に支えられて無事に文化祭公演を終えることが出来ました。ありがとうございました!

(アゼリア徘徊中のパックとヘレナ♪→)
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by uronna | 2010-09-19 21:19 | 稽古場日記

利賀の秋― 芸術公園にて

a0015614_1375793.jpg夏に参加した、利賀演劇人コンクールの慰労会をかねた研修会を、鈴木忠志さんが開催するということで、各カンパニーから二名ほど招待いただいて、遊佐とふたりで利賀へ行ってきた。全ての交通機関を駆使した弾丸ツアーw。

今回は高校生の本番とまるかぶりなので、舞台の仕上がり次第ではお断りすることも考えていたが、ゲネでわたしの代わりに舞台を見守ってくれる心強い仲間の存在を感じたので、初日は彼女に任せ、懐かしくも恋しい利賀へ。熱い夏の思い出が残る場所の全てが、もうすっかり秋の風の中。ちょうど開演時間に利賀についたので、パワースポットより送念!

全員ではないけれど、お世話になった方々にもご挨拶ができた。役場で緊急時のために待機する松岡さんと次につながる話をして、瞑想の郷ではあいかわらずの笠原さんが突然使い方のよくわからない押し花機を出してきて、みんなで草むしりをした花曼荼羅に咲く赤い蕎麦の花をつんで会いたい人の顔を思いながら押し花にしたり。河崎さんの家では、念願のちーちゃんチーズケーキを頂き、わたしたちが直面したとてつもない喪失について話すことができ、しかもシチューを作って待っているから戻っておいでと言ってもらって。ありがたいことだと、心から頭が下がった。

バタバタと芸術公園に駆けつけ、鈴木さんからお話を聞いて、そしてボルカノでBBQディナー。個人的には「騙されたと思ってお食べなさーい」と千恵子さんの言う海苔巻きの卵焼きにかなり目ウロコ!もんじゃ変奏曲♪って感じ!その間に他の参加者の方々と話したり、鈴木さんから「お前が俳優やれ」って言われたり(それは「い、や!」だッ。涙)、綾さんに冬の利賀の話をきいたり、藤本さんとクナウカ裏話で盛り上がったり、丹羽さんに芋をもらったりw。夜になると川をわたってくる風が涼を通り越して寒を帯びているので、いつのまにかすっかり冷えてしまい、河崎さんのロシア風シチューを頂いたときには五臓六腑がじわーっとあったかくなった。でもこれは冷えの問題だけではないのだろう、きっと。


今回のコンクールの結果(最優秀賞、優秀賞ともに該当者なし)に対しては、演劇人会議の一会員としてまったく賛成はできないけれど、一参加者としては、自分と世界との距離を測るいい機会になった。愛するカンパニーのメンバー達、協力してくださったほんとうに沢山の方々にも、ようやく心の底から、ありがとうをいえる気がする。つまり、まだ終わった気がしていなかったのだが、ここにきて私にもようやく秋が訪れた。大好きな冬はすぐ目の前だ。


a0015614_1375770.jpgプロセスを見てはもらえないのは、コンクールなり大会なりの常である。
それでも、プロセスの充実っぷりといったらなかった。特に若手(全員かw)の成長には目を見張るものがあった。「フィルター」なんていうものは必要ないと今でも私は思うが、すべての観客が曇りなき眼(はっはっはっ笑)でみているわけではないので、次はかわりに精度の高い「モノサシ」を装備する。その獲得には時間がかかりそうなので、今すぐにでも旅立たなければ。いずれにせよ、私達は人生の午前中を生きているのだから、まだまだ何度でも新たな戦略を持ってスタートラインに立てるのである。

(Ash)
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by uronna | 2010-09-18 22:37 | 稽古場日記

『ユ メ ミ ル チ カ ラ』観て来ました☆ by Yusa

今日は静岡芸術劇場まで「ユメミルチカラ」を観てきました。
久々の静岡までお出掛け!今日はashさんとの2人旅でした!

劇場について、シンデレラでお昼を食べていたら「わが町」の役者さんの大内智美さんにお会いしました。「わが町」も観に行きたいな、いや絶対に観に行こう!
智美さんから、今日はハルヨさんも観劇に来ると話をして少しするとハルヨさんの登場。
「怪談八雲噺」以来ですね!会えて嬉しいです。
ハルヨさんは、私の尊敬する女優さんの1人です。「怪談八雲噺」ではハルヨさんから目が離せなくて、ずっとハルヨさんを観てしまいました。
シンデレラで、ashさん智美さんハルヨさんと4人で開演までお話し。
すごいテーブルにいるぞ…!とドキドキしていました。

それから開演時間が近付き劇場に入りました。
出演者が、中高生というのもあってか、劇場内には小さい子からおばあちゃんの世代の人など色々な人がいました。
後ろの席に小学生低学年くらいの女の子たちが座っていたのですが、観たものに素直に反応を返していて一緒に観ていて楽しかったです。

ユメミルチカラは、本当に夢見る力に溢れていたように思います。
出演者の1人1人が外の世界を観ているんだろうなと、そう感じました。
中高生といっても、大人であもるんじゃないかと感じたり、それでもやっぱり素直で真っ直ぐなパワーを見せてもらいました。

そして、なにより「楽しい」という体から発せられる力の強さというのは、観客の心も踊らせてくれる偉大な力だなと思いました。
なんだか、立ち上がって一緒に動き出したくなる程でした。

この楽しむ力というのは、どんなことにも大事な力なのだと思います。
でも「楽しむ」と一言に言っても、それを体現するのはとても難しい。まだまだ分からないけれど、もしかしたら「信じる」ということも「楽しむ」に繋がる1つなんじゃないかなぁ…と思いました。
きっと今日の皆さんは、たくさんの稽古を積んできて楽しいことだけじゃなかったと思う。だけど、その稽古してきたことや、ニヤカムさんからの言葉、スタッフさん含めて皆の繋がりだとか、深くまで張り巡らされた根みたいな物があるんだろうなと思います。
その根っこ1つ1つを信じれたら、きっと大きな木を生やせるのだろうな。

今日の作品は、演劇部の後輩たちと一緒に観たかったです。
こんな芝居が出来るようになるといいな。

今日は本当に楽しかったです。いい夢を見せてもらえそう。
それに今日は、色々な話しも出来たし、帰りにスウィーニー・トッドね、映画も観れたし!

ありがとうございましたっ!
(Yusa)
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by uronna | 2010-09-06 00:48 | 舞台のおはなし

☆NOW ON AIR ☆    公演の情報と、稽古場日記。ソラソバティと県川演劇部の奮闘のきろく。
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