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『その鉄塔に男たちはいるという』

Pit/北 区域 にて。

同じ劇団の大高さん、大道無門さん、塩谷さんが出演して、
佐藤さんが演出する舞台である。

土田英生に岸田戯曲賞をもたらしそうになったこの戯曲は
(すみませんちょっと勘違いしてました 笑)
男性ばかりで演じられる、「男の芝居」である。

日本ではないどこかの国で、兵士たちの慰問にきていた「コミックメン・ショー」のメンバーは、
あからさまな仕事の内容に嫌気がさして、座長を残してキャンプを抜け出す。
鉄塔の上で戦火が過ぎるのを待つつもりだったが、終戦と同時に彼らを待ち受けていた運命は…。

みたいな話である。

セットもよかったし、役者も演出もがんばっていたと思う。
もっと集客を頑張れ!!!というのが最大のダメだしか!?
もっと沢山のひとに見てもらうべきだろう。


もっと胸につまされるような気になる芝居のような気もするのである。
どこかでおきている戦争について、思いを馳せることは残念ながらなかった。
by uronna | 2010-05-28 23:33 | 劇評、書評、映画評

復活。


by kawasaki Alice