ク・ナウカ「アンティゴネ」
2004年 10月 16日
10月15日(金)
今日は出国前に予約していたクナウカの「アンティゴネ」を観に。
会場が国立博物館のため、結局上野に行くはめになった。学校さぼったのに(笑
舞台は野外に設えられている。
池を挟んで、博物館の大きなエントランスが背景。相変わらず壮大。
繭の形をした突起物に囲まれた空間が、牢屋のようにも洞窟のようにも見える。
始めから美加里さんが喋る。今回は言動一致らしい。
アンティゴネは一言で言うと「埋葬」をめぐる物語。決して明るい話ではないので覚悟して観る。クレオーンが7人。イスメーネなんか、何人いたのかよくわからん。アンティゴネとハイモーンだけが一人ずつで、お家芸のパーカッションに併せて微妙な台詞のカッティングが耳に心地いい。
宮城さんは、幽玄の境地を描き出すのが本当に上手だと思う。
1時間半、短すぎず、長過ぎないこの時間、観客は彼の世界に「連れ去られる」。
美しかった。
さて、本業にそろそろ立ち戻らなければ。
アジアで得たあらたな感動を、形にしていくためにも。。。
今日は出国前に予約していたクナウカの「アンティゴネ」を観に。
会場が国立博物館のため、結局上野に行くはめになった。学校さぼったのに(笑
舞台は野外に設えられている。
池を挟んで、博物館の大きなエントランスが背景。相変わらず壮大。
繭の形をした突起物に囲まれた空間が、牢屋のようにも洞窟のようにも見える。
始めから美加里さんが喋る。今回は言動一致らしい。
アンティゴネは一言で言うと「埋葬」をめぐる物語。決して明るい話ではないので覚悟して観る。クレオーンが7人。イスメーネなんか、何人いたのかよくわからん。アンティゴネとハイモーンだけが一人ずつで、お家芸のパーカッションに併せて微妙な台詞のカッティングが耳に心地いい。
宮城さんは、幽玄の境地を描き出すのが本当に上手だと思う。
1時間半、短すぎず、長過ぎないこの時間、観客は彼の世界に「連れ去られる」。
美しかった。
さて、本業にそろそろ立ち戻らなければ。
アジアで得たあらたな感動を、形にしていくためにも。。。
by uronna
| 2004-10-16 01:44
| 劇評、書評、映画評