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ダンスオブヴァンパイア

8月3日(木)
帝劇にて「ダンス オブ ヴァンパイア」を観劇。

過去にも一回この作品について書いたことがある。↓
2005.10.2のエントリー。

日本語にすると、ばかばかしさが増幅される。。。
感動、というよりはばかばかしさが先にたってしまうのがちょっと残念だった。
ただ、主演の山口祐一郎は、いままでに彼がやったどの役よりもあっているのではないかと私は思う。この役じたいが、山口のために作られたのではと思ってしまうほどである。(ただそのせいで伯爵の存在自体が妙に軽い。)
そして、道化役かつ重要なストーリーの進行役アプロンシウス教授の役は、日本中どこを探してもこの人よりうまく演じることはできないだろうと思われる、市村正親。この二人の演技を観られるだけで(山口の場合は歌を聞けるだけで)それなりにペイするものになってしまうからまあ、いいのだか悪いのだか。

だいたい、もともとがコメディかつパロディの類で、あまり内容のある話ではない。
それをここまで、ばかばかしい話にしてしまっていいのだろうか。
ドイツで見たときにはもうすこし、伯爵の悲しみなんかが伝わってきたのだけど。。。
んん、損をした気にはならないが、もうひとつかなあ、、、
演出と、訳詞にはかなり問題があると思った。
by uronna | 2006-08-03 22:48 | 劇評、書評、映画評

復活。


by kawasaki Alice